東方同人音楽の偏向な感想

東方の同人音楽について思ったことをなんとなーく書き綴るブログにしていけたらなあ…

春待月さん 「東方地霊祭-Festa of the Earth-」

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ジャケット

東方地霊殿ファンタジックアレンジ集」と銘打ったこの作品。

中身を聴いてみると、民族楽器アレンジと呼んでも差し支えないものとなっています(あまり私は楽器やジャンルについての知識がないので、間違っていたらごめんなさい)

 

一番目を引く(耳を引く?)のはアルバムの終わりにほど近い「砂糖菓子とメレンゲの憂鬱」。ハルトマンの妖怪少女のアレンジになっています。

ファンシーでかわいいボーカルと、どこか勘ぐってしまうような歌詞。「温もりを求めて触れたその手も 崩れて溶けてくゲシュタルト」というフレーズがあるんですが、悲しくて愛おしくて、心に来ましたね…。

 

他にも悲しげな「黄昏シンドローム」、陰鬱な「狂愛ウォータームーン」、陽気な「Ghoul's Oarty!!」などと、バリエーション豊か。でも、全体では一つの世界観に収束しているところがあるのです。

私自身が民族楽器を好きすぎて贔屓目に見ているところもありますが、差し引いても完成度の高いアルバムになっていると思います。

インストゥルメンタルが間々に挿入されているので、地霊殿好きで、作業の合間に流す曲を探している方にオススメしたいです。もちろんガッツリ視聴でも。